2015年12月21日月曜日

世界一と言われる交通渋滞

タイに来て最も驚いたことの一つが、車の渋滞です。バンコクの渋滞は世界一の交通渋滞とも言われています。たまに車に乗る機会があるのですが、ラッシュ時に重なるとほとんど車が動かなくなり、途中で降りて歩いて目的地まで向かうこともしばしばあります。


そんな中、タイの渋滞解消に向けてついに警察が本格的に動き出すという発表が先日ありました。
http://www.globalnewsasia.com/article.php?id=2827&&country=2&&p=2

都内の渋滞を3カ月以内に半減させるという無謀に近い内容ですが、具体的には下記5点を特に強化するそうです。

1:違法駐車の徹底取締りと運転手摘発と罰金の科料
2:バス停での二重駐車取締り。都内46ヶ所で重点取締り
3:11の幹線道路での通行方法の見直し
4:高速道路上での取締り強化
5:違反者や違法行為に対して、ドライバーからの苦情受付と早急な対応

渋滞がひどい時は信号に関係なく、下記写真のように警察官が道路の真ん中に立ち、交通整理を行う光景をたまに見かけるのですが、心なしか最近この光景を多く見かけます。


なぜここまで渋滞がひどくなるのかを調べました。

①自動車数の増加
2011年に内需拡大策としてタイ政府は自家用車を初めて購入する場合のマイカー減税として最大10万バーツを還付する施策を実施し、年間60~70万台だった新車販売台数が、現在年間120~130万台に倍増しました。

タイでもローンの仕組みは浸透しており、車や携帯電話はローンを組んででも率先してタイ人は購入します。同時に、観光客や近い距離に用がある人向けの三輪タクシー(トゥクトゥク)の数もどんどん増えています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151210-00000001-gnasia-asia

トゥクトゥク(値段は交渉で決まる)

②道路事情
バンコクの道は、ほとんどの抜け道が行き止まりになっていて、抜け道と抜け道を繋ぐ道もほとんどなく、メイン通りを通らないと目的地に着かないことが多いです。道路の数が圧倒的に少ないので、メイン通りに車が集中してしまいます。

なぜこのような現象が起こったかというと、バンコクは歴史上、外国に占領されたことがなく市街地が整備されることなく発展してしまったのが原因とも言われいます。都市面積に対する道路面積が10%程度と言われており東京と比べると約半分と言われています。

③手動信号
普段は機械により信号の操作が行われていますが(時間で信号が変わる)、特に渋滞がひどくなると警察が手動操作で信号を変えます。渋滞緩和のために合理的に思われますが、警察官自らの判断で赤と青を切り替え、前が詰まっているのに青のままにしていたり、赤の時間10分、青の時間10秒など否応にあります。

日本のように綿密な信号制御によって車の流れをスムーズにする仕組みがないことから、いくら人の手に委ねても渋滞は解消しない気がします。

このような渋滞の原因を根本から解決しない限り、渋滞は解消しないでしょう。

渋滞の心配がないBTS(バンコク中心部を走る電車)や地下鉄の延長、新しい路線の開発などの重要性がタイ国内で高まっているのがわかります。
http://business.nikkeibp.co.jp/atclemf/15/238719/090900279/


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