2015年12月8日火曜日

タイ第2の都市・チェンマイ

先週末、タイ第2の都市であるチェンマイに行ってきました。

ワット・ドーイステープ

バンコクはかなり都会で、インフラや食など至るところで日本人のために開発された(作られた)と感じることが多いのですが、チェンマイはそのようにはあまり感じず、全体的に貧しさ漂う地域でした。

チェンマイをはじめとするタイの北部地方や、東北地方のイサーン地域からバンコクに出稼ぎに行く人がかなり多いらしく、いかにバンコクが栄えタイにおける産業の中心であるかを実感しました。

■ゴールデントライアングル

タイ、ミャンマー、ラオスの3カ国がメコン川を挟んで接する地帯に行きました。この地帯は世界最大の麻薬密造地帯と言われています。タイ、ラオスでは麻薬の密造は減ってきていますが、未だにミャンマーでは麻薬が密造され年々増加しています。

3カ国が接するゴールデントライアングル

タイでは昔、この地域の少数民族が麻薬栽培で生計を立てていました。その現状に悩んだ国王がロイヤルプロジェクトを実施し、麻薬に変わる農作物の栽培を進め自立支援を行いました。結果、広大な土地と温暖な気候を活かし、今ではコーヒー豆など農作物を自分たちの手で栽培できるようになりました。



ロイヤルプロジェクト・ドイカムコーヒー

国王が慕われる理由の一つが、このように貧しい人々を助け、自助努力を促し、世の秩序を正す活動に力を入れていることにあります。

■首長族

首長族が住むチェンライの小さな村を訪問しました。

3日に1回レモンで金具を洗い、結婚するとさらに金具を増やす

村まで連れて行ってくれたドライバーに話を聞くと、タイにいる首長族は元々ミャンマーからの難民として受け入れられたが、その後、首長族による莫大な観光収入が手に入ることがわかったタイ政府は、「首長族は難民ではなく移住労働者」と主張し、今では強制的に村に住ませているそうです。

病院に行くとき以外は村から出ることは許されず、まともな教育も受けられないまま、村への入場料(約600円)と織物の販売収入(1枚約700円)のみで生活しているそうです。

子供も商品の織物を作る。男性は農業や村の家を作る

人権の観点から世界各国からかなり批判があるそうですが、「自分たちの意思でタイに住み続けている」という意見もあり、ミャンマーの山奥で織物を販売しても収入が得られず今よりも生活が苦しくなるのであれば、タイに住み続ける方が彼らにとって望ましいのではないかともふと思いました。

色鮮やかな織物を作り販売

これからもバンコクだけでなく、タイの色々な地域に行って色々なものを見て感じたいと思います。

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